ICレコーダーは通訳者を利用する商談や国際会議などの場で音声録音を目的として用いられます。
同時通訳を導入した国際会議などにおいて、「通訳される前」の発言、つまり話者の発言を録音するために用いられます。
例えば、ICレコーダーに録音した例えば韓国語の発言内容を韓国語のままテープ起こしすることで、同時通訳の中ではこぼれてしまった細かいニュアンスや、ウィットなども理解しやすくなります。
一言半句の漏れも許されない会議では、同時通訳者の訳出にて、その場で理解することももちろんながら、ICレコーダーでも録音し、正確を期すことをお勧めします。
ちなみに、10名程度が集う商談の場では、ICレコーダーも2台程度用意することが肝要で、双方の話者の近くに置いたり、テーブルの端と端に置いたりして、音声がしっかり入るようにします。
またICレコーダーは、通訳派遣会社においては、同時通訳者のスキルチェックにも利用されています。
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